魂の抜けたような時間が過ぎていきました。
突然の訃報から時間が過ぎました。
私は12月からあまり記憶がありません。
何のことかよくわからず12月、1月は時間が流れていきました。
それこそ12月は特に酷かったです。
母の訃報を受け入れることができず、
心は抜け殻のようになっていました。
あの時の私は受け入れることもできなかったですし、
これからどうやって生きていこうか途方に暮れていました。
そもそも生きる気力でさえあったのかわかりません。
ただ散らかった部屋を眺めて1日が過ぎていきました。
手術を受ける前はこんな事になるなんて思ってもみませんでした。
とにかく親戚に連絡して飛んできてもらいました。
大半の手続きや流れを任せてしまうことに。
言われるがまま流れに従うだけの私。
人前で悲しんではいけないと無表情で時間をやり過ごしました。
家に帰ってから酷く落ち込む。
それが毎日でした。
母を安心して見送る。
母が仏様になるために今は修行中の身。
その母が向こうで安心して暮らせるように、
しっかりしないといけません。
2ヶ月前の私は何も知らず自分の体調とだけ向き合っていました。
何も知らないということもまた幸せかもしれません。
その数日後にこんなに人生で辛い時間が待っているなんて予想もできません。
いや…これで良かったのかもしれません。
私が先に逝ってしまったら、
母に後悔が残ってしまうかもしれません。
それだけはなんとしても避けたいです。
前向きに人生を全うし、
娘のことを想って先立った母は私にとっては…
もったいない存在だったと思います。
母のような素晴らしい人の元に生まれてこれた私は幸せ者です。
ありがとうと感謝の想いをもって、
まだ少し先ですが…母の法事を迎えたいと思います。
心の病気も通院しながら治します。
お仕事も探します。そして続けます。
いつになるかわかりませんが、
母へのお金も返します。
その時。
どんな気持ちでいるかわかりませんが、
精一杯全てのことと向き合って生きていけるよう
努めたいです。